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2005/10/03

朝日新聞の腐った体質2

土曜日の朝日新聞に1月に自らが報道した「NHK問題」に関する記事が1面、社会面、プラス2面の特集を組んで載っていた

最初の記事は1月12日

7月25日に「総括報告」なるものを載せ

そして今回の10月1日の記事だ

はっきり言って

「内容の無い、的外れな言い訳」としかとれない内容と言いたい

1面の見出しは「最初の記事相応の根拠」とあるが

具体的な根拠は何も示されていない

確証も何も無いものを自らの記者の取材のみで「相応の根拠」と言っているのだろうか?

その取材も中川議員へは電話取材

安部議員へはインターホン越しだそうだ

朝日新聞は「相応」の意味を知らないのだろうか?

結局、録音テープがあるのかどうかもはっきりしない

要するに問題発生後

朝日新聞に都合の悪そうなことは何一つはっきりしないのである

記事の何箇所かには「今後読者の信頼を得られるように」とあるが

記事からは本当にそう思っているようには感じられなかった

自らの都合の悪いことも公開してこそ本当の意味で信頼されるのではなかろうか?

秋山朝日新聞社長のコメント部分の見出しは

「詰めの甘さ反省します」だが

反省すべき点は「社内体質の甘さ」ではなかろうか?

記事によれば半年以上かかって

月刊現代への取材内容が整理された社内資料が流失した件も

何一つ解明されていない

「信頼される報道のために」と題された特集には

識者4人による「NHK報道」委員会の見解も載っている

その一人の原寿雄委員(元共同通信編集主幹)の意見は

法廷では「疑わしきは罰せず」だが、ジャーナリズムは「疑わしきは報道する」が原則であり、今回のNHK問題が100パーセント確証が取れて無くてもと報道したことを評価するというような内容だ

その論理からすれば

取材資料の流失は朝日新聞内部の人間がかかわっていることは明白であり犯人が特定できなくとも

「流失のルートが解明できない」という自己弁護的な表現ではなく

「本紙関係者が流失に関与」と書くべきではなかろうか?

今回の記事も識者とされる人たちの評価部分を誇示し過ぎ

マスコミ特有の自らに都合のいい部分だけに取材の秘匿性を持ち出したりと「甘さ体質」を露呈しているかんは否めない

記事全体からは

NHKと政治権力との問題に論点をすりかえようという感じさえ受ける

自らの姿勢を正せないうちは朝日新聞が読者の信頼を得ることは出来ないのではなかろうか?

それと、今回の朝日新聞の会見を報じたのは

相手当事者であるNHKぐらいだ

他のマスコミは大きく報道しない

他のマスコミは「対岸の火事」としか思わないのだろうか?

それは、流すだけ流して喉もと過ぎれば後は知らないという無責任な日本のマスコミを象徴しているのかもしれない

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» 朝日新聞「NHK誤報問題」の社長会見を総括する [松尾光太郎 de 海馬之玄関BLOG]
朝日新聞は昨日、「NHK誤報問題」についての総括らしき社長の記者会見を行った。朝日新聞が外部の識者4名に委託して、「NHK誤報問題」に関する朝日新聞の姿勢などを検討してもらった結果を受けたもの。ご丁寧にも今日の朝日新聞紙面には総合第一面と社会面の他、見開き全2面を使ってこの総括を報じている。ご苦労なことだ。 私自身は、女性国際戦犯法廷なるものを取り上げたNHKの番組改編を巡る「NHK誤報問題」は、朝日側の完敗でとっくに勝負はついていると思っている(詳しくは、下記拙稿をご覧いただきたい)。 ..... [続きを読む]

受信: 2005/10/03 11:59

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