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2005/10/18

新聞週間

今日の朝日新聞の朝刊に新聞週間特集という8面の別刷り特集が入っていた

「信頼される報道のために」と題されたその特集は

1.新聞へ 私の注文

2.虚偽メモ問題 読者の声

3.メディア規制と「知る権利」

4.BBC 危機に迅速な対応

5.NYタイムズの改革規範

6.「婚約内定」配慮重ね報道

7.JR脱線 惨事と向き合う

から構成されている

1面には井上ひさしさん(作家)、中村紘子さん(ピアニスト)、横山秀夫さん(作家)、西村博之さん(ネット掲示板「2ちゃんねる」管理人)の4人の新聞に対する意見が書かれていた

意外に感じたのは朝日新聞が2ちゃんねる管理人の西村さんの意見を載せたことだ

個人的には彼の書かれたことに全て賛同もしないが

今までは社会的に重鎮とされるような人の意見しか載せない傾向の朝日新聞という印象だっただけに大いに評価したい

横山さんがそうであるように、この手の識者の意見は元新聞記者の作家の意見を載せるのが通例で

不祥事等の問題発生時にもうけられる「外部委員会」も大手メーカーの社長と元記者のような構成でしかなかった

そして提言とされるものは「問題点とされるものの少々の批判、指摘と今後に期待する」というまるで政治家が官僚の書いた文章を読んでいるかのようなものがほとんどではなかったろうか

新聞社の言う「識者」にだけ納得され読まれるような新聞なら世の中に不要なものでしかないと思う

色々な年代の色々な考え方の違う意見を聞くことは非常に大事であると思う

一方

2面の「叱咤激励の声687件」と題された「虚偽メモ問題 読者から」には少々がっかり

14人の意見が載っているがさほど過激なものも無く

「叱咤」よりも「激励」を感じてしまうぐらいだ

確かに14人という多くの意見を載せることも大事だが

全体的にどういう意見が多かったのか?とか

投稿全体の傾向とかはまったく触れられていない

大事なのは採用した14人の意見を聞くだけではなく

687件の意見に真摯に耳を傾ける姿勢ではなかろうか?

何かあると千数百人程度の世論調査なるものをし、そこから傾向を引き出すことが好きな新聞社が投稿全体の傾向を出さないのはおかしくはなかろうか?

悪く考えれば「自分達に都合の悪いものは掲載しない」ととられてもしょうがないのではなかろうか?

もうひとつ

9月15日から10月7日まで募集して687件

これを多いと考えるか少ないと考えるか、この数が朝日新聞への叱咤と激励でもあると同時に期待の数でもあることを朝日新聞には実感してもらいたい

投稿採用者の年齢を見ても

20代が1名、30代ゼロ、40代1名で

残りの12名は50代、60代、70代である

もちろん、高齢者の意見が悪いというつもりも無い

ただ現実問題、投稿という形だけでは多くの世代の多くの意見を聞けない社会風潮になっていることを理解するとともに別の方法を探すことも大事な時期に来ていると思うのです

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