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2006/08/29

呆れた社会保険庁の甘い処分

他のニュースに隠れて大きく取り上げられなかったが

28日、社会保険庁は

国民年金保険料不正免除問題で

不正に関係した職員として1,752人の処分を発表した

「刑事告発についてはさらに検討した上で結論を出す」というあいまいなもので

どうやら刑事告発をする気はないらしい

ここで少々疑問に感じたのは

すでに退職しているために処分できない元職員が112人いるということ

要するに最初から処分の上限が停職と決めていたから退職者の処分が出来なかったということだろう

なんともおかしな話である

今回の事件は

明らかに公文書偽造であり

間違いなく明らかな犯罪である

それは、当然刑事告発されて裁かれるべきであり

たとえ現在退職していようが

時効が成立していない以上在職時の犯罪の罪を問われて当然なはずだ

そもそも

社会保険庁の不正を厚生労働省の検討委員会が調査し

身内の社会保険庁長官が処分を下しているから

こんな甘い、無責任な処分しか出ないのではないか?

今回の処分で一番重いのが

停職2カ月で

1,752人の処分者中なんと1,361人は単なる厳重注意だという

これを本当に処分と言えるのだろうか?

社会保険庁のホームページには

「国民年金保険料の免除等に係る事務処理に関する調査結果等について」と題されるものが載せられている

このタイトルを見ても

反省の色が見えない

「事務処理に関する」?

まるで事務処理の単純ミスのような言い方には呆れてしまう

本文中にも「不正」という言葉は1度も出てこない

「不適正」という言い方でごまかしており

大事な国民の保険料を預かっているという責任を感じることは出来ない

最後の部分には

「このような事態を二度と起こさないよう~」と毎度毎度お決まりのことが書かれているが

そこに具体的な再発防止策などは何も無い

こんな中途半端な甘い処分こそマスコミはもっと大きな声で叩くべきだと思うし

老後の問題、年金の問題は国民の関心事であり

マスコミはこの処分をどう思うか

自民党総裁候補者の方々に聞いてもらいたいものだと思う

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コメント

わたしもちょっと見てみました。
http://www.sia.go.jp/topics/2006/n0828.html
これはすごいですねえ。戒告~82、訓告~222、厳重注意~1361、になってました。
これは一般的に言えば全部「厳重注意」と同じです

私たちが考える処分の人たちは、たった87名ですね。
ということは、各県で2人くらい

後の<1,665名>は「怒られただけ」ですよね。

外部の有識者が調査したといわれますが、それも疑問です

小学校の子供に先生が諭してるみたいに「先生がうんと怒っておいたからもう勘弁してね」と頭をなでられているようです。

「なめてんのかよ」と、国民やマスコミは騒ぐべきだと思います

投稿: 玉井人 | 2006/08/29 16:02

玉井人さん

おかしな話ですよね
マスコミが大騒ぎしないことも・・・
有識者と言えば聞こえはいいですが
自分たちに都合のいい外部の人間を集めたのでしょうからね
本当に厳正な処分をするつもりがあったら
刑事告訴しているはずだと思いますよ
これでは、まるで犯人が共犯者に裁いてもらって「無罪」っていうのと同じようなものかもしれません
こんな人達が
国民の大事な年金を無駄遣いしているのが現状ですよ
格差社会をなくすより
こんな社会保険庁をなくす方が先だと思うのですが・・・

投稿: カー助 | 2006/08/29 16:35

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