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2006/09/06

再チャレンジできる社会が聞いて呆れる

貸金業の上限金利引き下げ問題で

例外となる「特例金利」を長期間認める金融庁案に納得できないとして

後藤田正純政務官が与謝野金融担当相に辞表を提出し

受理されたという

この問題

最高裁でもいわゆるグレーゾーン金利は違法との判決が出ており

有識者懇談会で上限金利を引き下げるという意見書がまとめられたにもかかわらず

金融庁はそれを骨抜きにするような法案を提出しようとしているということだ

後藤田政務官の抗議に対し

与謝野金融担当相は

「法案を通すには妥協が必要だ」と述べたという

いったい何に対して妥協が必要なのか?

こんな、国民のことよりも自民党への献金団体である貸金業界の利益を優先させる政治で大丈夫かと思わざるを得ない

次期総裁候補の安部官房長官は

「再チャレンジできる社会を作る」と言っているが

現実に自民党が行っていることは

強者を助け、弱者を叩き潰すような政治に他ならない

それとも安部官房長官の言う「再チャレンジできる」の主語は

「国民」ではなく「郵政民営化反対で離党させられた議員」なのか?

それなら

「自民党にとって都合のいい人だけ再チャレンジできる社会を目指す」とはっきり言ってくれた方がわかりやすい

選挙の時だけ国民に頭を下げ

もっともらしい公約だけを掲げながら

自分たちの利益団体を保護することに一生懸命な自民党が

次回の参議院選挙で大敗し

安部内閣が短命に終わることをぜひ願いたいものだ

後藤田政務官は記者会見で

「なぜ金融庁が貸金業界に妥協した案を出さねばならないのか理解できない」と言い

自分が辞めることでこの問題が大きく国民の関心を呼ぶことを期待しているという

こんな人にこそ総理大臣になってもらいたいものだと思うのだが・・・

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コメント

おっしゃる通り。大蔵省時代にOBが多数消費者金融に天下りした。当然その筋から圧力がかかったのでしょう。

投稿: Kumagoro | 2006/09/06 16:42

Kumagorouさん

コメントありがとうございます
「金融庁」ではなく「金融業者保護庁」とかのネーミングにしてくれるとみんなにわかりやすくていいと思うのですがね

投稿: カー助 | 2006/09/06 17:07

初めてお邪魔します。

本記事全文に「激しく同意」です。

投稿: おぅんごぉる | 2006/09/06 20:34

おぅんごぉるさん

コメントありがとうございます

投稿: カー助 | 2006/09/06 20:58

だいたい上限金利の引き下げなんて、むかし話をしてるから、多重債務者は無くならないんですよ。以前に出資法の金利を引き下げて増えたのは、ヤミ金と自己破産件数だけですよ。全くよくなってない。上から物見てる政治家が底辺で生活してる人の事が解るはずがない。最近では弁護士までがコマーシャルやって債務整理を勧めるが、債務整理をするとたしかに残高は減るが、ブラックになって借り入れが出来なくなる。そう言う事は宣伝しない。こんなことしてると、世の中ブラックだらけ・・・・
だいたい債務整理をするくらいの人間だから計画性のない人間だ。この人たちが次ぎに行くのはヤミ金くらいしかないだろう。
ただ安易に金利の引き下げばかり話題になるが、多重債務者が増えるのは、もっと別のところに原因があると思う。
実際、現行の金利でも普通であれば返済は出来るはずだ。出来ないのは、利用する側の計画性の問題もあるのでは?
コマーシャルでもやってるけど、ご利用は計画的に!!でしょ。
ヤミ金のバブル再来か?・・・・・

投稿: G夫 | 2006/09/06 23:42

G夫さん

コメントありがとうございます

ヤミ金と自己破産件数が増えたのは
「以前に出資法の金利を下げて」が原因の全てではないと思いますよ
一番の原因は消費者金融の利用者が増えたからでしょう
利用者が増えれば
当然、無計画な多重債務者が増え自己破産者も増える
結果としてヤミ金が増えたのだと思います
利用しなければならない人が増えた社会にこそ大きな問題があり
おっしゃる通り多重債務者が増える原因は別のところにもあると思います
しかし、だからと言って「上限金利の引き下げ」が更なる多重債務者の増加につながるとも単純には言えないのではないかと思います
仮に
上限金利を反対に引き上げたとして
貸し出し審査が緩和されたとして
多重債務者が減るでしょうか?
借りやすくして利用者を増やし
高利をとれば私はむしろ増えると思います
多重債務者が増えれば当然ヤミ金も増えるはず
大事なことはグレーゾーンを無くし
抜け穴の無い法律を作り
違法ヤミ金は積極的に取り締まらないとなくならないということでは?
それを積極的にやらない政治に一番の問題があると思いますよ

「ご利用は計画的に」ではなく
「ご利用しなくてすむような計画的な家計を」だと思いますね
もともと計画的な家計を営んでいたら
高利の消費者金融を利用することも
多重債務者になることもないはずですからね
むしろ「借りたらおしまい!」ぐらいのキャンペーンが必要かと思います

PS 本文は「ヤミ金問題」でも「多重債務者問題」でもなく、自分たちの利益団体のための政治を行っている政治家、役人のことを問題にしたくて書いたつもりだったのですが・・・

投稿: カー助 | 2006/09/07 09:48

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