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2007/01/18

繰り返される犯罪と軽すぎる刑罰

昨日、大阪府八尾市で

3才児が歩道から投げ落とされる事件があった

犯人の吉岡一郎容疑者は

過去に誘拐・誘拐未遂で6回逮捕され

3回実刑判決を受けているという

この種の事件が起こるたびに思うのは

犯罪に対する刑罰が軽すぎることが再犯の可能性を大きくしているのではないかということだ

今回の犯人も過去の犯罪で刑務所に服役していたら今回の犯罪は起こせなかったはずだ

弁護士や人権団体と称する人達の多くは

犯罪者の人権保護を過剰に叫ぶが

「保護」と「過保護」は違うと私は思う

自ら犯した犯罪の刑罰は

その犯罪の大きさや再犯の可能性を充分考慮して下されるべきだと思う

残念ながら今の刑法で規定された刑罰は時代に即さなくなっているのではないか?

自民党を中心に国会議員の中には

「時代に即さなくなった」を理由に憲法を改正しようという動きをしている人達がいる

立法府である国会が時代に沿う法改正をすることは大事な仕事であることは充分理解できる

ただし、それが憲法だけであってはならないはずだ

本当に時代に即さなくなっているのは何なのか?を慎重に考え

国民生活にとって大事なものから速やかに改正されるべきだと思うのだ

国会議員が自らに献金してくれる団体の利益のための法改正がメインの仕事であってはならないはずだ

新たな制度である裁判員制度がまもなく始まろうとしている

しかし、誰が判決を出そうが

刑法に定められた刑罰以上の判決を出すことはできない

刑法改正を行わず、裁判員制度をスタートさせることは

無責任に責任を国民に転嫁するだけであり

大きな進歩とはならないのではないか?

以前に

「飲酒運転は過失ではない」とここで書いたことがあるが

現行法の不備は

一部の異様に大きな事故に危険運転致死傷罪を適用する以外は

飲酒運転での事故を業務上過失傷害や業務上過失致死でしか裁けず

改正を急ぐべきである

警察庁は業務上過失致死罪の最高刑を引き上げる法案の提出に向けて動いてはいるようだが

それでも飲酒運転を「過失」として扱うことには疑問を感じざるを得ない

また、同じ「過失」にも

「どうしようのないもの」と「不注意が大きな原因で防げたはずのもの」があるのではないだろうか?

「過失」をすべて同じで扱うのではなく

「重過失」を設けて、より重い刑罰を科すことなども必要なのではないだろうか

一番時代の変化に即していないのが

国会議員の先生方であり

「再チャレンジできる社会」も「美しい国」も

誰のためになのかも曖昧で

「どうやって」という具体性の無い話しかできない総理大臣では無理な話なのだろうか?

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コメント

こんにちは

今朝の朝ズバで取り上げられた飲酒運転による死亡事故のケースですが懲役刑10年でした。
コメンテーターの大沢弁護士の説明によれば、危険運転致死傷罪は最高20年、または無期懲役ということですが20年は4~5人死亡した場合で、今回のケースの死者1人の場合は過去の判例から10年と判断したのではないか?、と言うことだった。

何人死んだから、という考えも疑問がありますが、いつも過去の判例が基準になっているということも疑問です。

それぞれ状況も異なり、一つとして同じ状況下での事故ではないはずです。

昨日の件もこの容疑者は福祉施設にいる人間と言うことですから、まともな思考能力も無いでしょうし結局判決が出ても被害者や世間の人々の到底納得できるものではなく、世の中を闊歩する日も遠いことではないでしょう。そういう人が仮面をかぶって街中にいると言うことは怖いです。

カー助さんの言われる通り、現在の犯罪者の人権保護の考え方は過剰と思わざるを得ないです。

前者の遺族の方が、飲酒運転による死亡事故は出刃包丁を車と言う鉄の塊に持ち替えただけの犯罪だ、と言われた事が心に残りました。

投稿: cuore | 2007/01/18 11:53

cuoreさん

コメントありがとうございます
おっしゃる通り、一つとして同じ状況下ではないはずですよね
私も過去の判例にとらわれ過ぎていることにも問題があると思います
そういう面からも刑法を現実社会に合ったものに変えていく必要性を感じますね
紹介していただいた遺族の方の言われていることの方が正当性があるように思います
「過失」の拡大解釈は何の罪もない人の命を軽視しているのであって
「被害者が4、5人なら」との考え方こそ
被害者の人命を軽視する考え方であり
まさに命の重さに対する「格差」じゃないですかね

投稿: カー助 | 2007/01/18 13:32

こういう犯罪者に言ってはいけないことがありますよね

「こいつ異常だよ」

これはだめです。すぐに精神鑑定に送られまた刑期が短くされちゃいますからね

言いにくいですが「この人のは計画犯罪だ」と言わなきゃだめでしょうかね。

投稿: 玉井人 | 2007/01/18 15:50

玉井人さん

コメントありがとうございます
異常者が犯罪を犯しても罪に問われないというのもおかしな話だと思います
異常を治療しその後に罪の償いをされるべきだと私は思います
日頃は一般に生活し、その時点では自らの権利を有していながら
犯罪を犯し処罰だけに能力を持たないという解釈の「精神鑑定」なるものには疑問を感じますし
あまりにも異常者と称する人の権利だけが過剰に優遇されすぎている今の制度自体がおかしいのではないかとも思います
責任能力を有さないのなら日頃の生活や一般的な権利も制約されて当然ではないかと・・・

投稿: カー助 | 2007/01/18 17:21

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