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2008/06/18

死刑執行に思うこと

昨日、宮崎勤死刑囚の死刑が執行されたという

事件から20年

死刑確定から2年数ヶ月

多くのマスコミの報道は

鳩山法務大臣になってからの死刑執行が多いという論調のようだ

確かに鳩山法相になってからの死刑執行はこれで3度目だろうか

しかし

そもそも法律は「死刑確定後6ヵ月以内に執行する」と定めているわけで

歴代の法務大臣たちが法律を遵守しなかったために

死刑を執行されずにいる死刑囚が100人強いるという事態になっているわけで

最も法律を守らなければならない立場の法務大臣が違法行為をしていたために

このような事態になったのではないか

マスコミの多くは

鳩山法務大臣の就任前までは

死刑確定後、執行されるまでの平均年数が8年で

今回の宮崎勤死刑囚の死刑確定から死刑執行までが2年数ヶ月と短いなどと

おかしな比較をしている

マスコミが伝えなければならないのは

歴代法務大臣の違法行為をしての年数と比較することではなく

「死刑確定後6ヵ月」という法の遵守がなされていないことを伝えるべきではないのか

毎回、死刑囚に死刑が執行されると

「死刑廃止を推進する議員連盟」の代表である亀井静香議員(国民新党)が会見を行っている

今回も

「死刑に凶悪犯罪の抑止力はない」からと死刑廃止を主張しているようだが

死刑を執行される死刑囚の判決理由には「凶悪犯罪の抑止力」としてというものはない

多くの死刑判決理由は

残虐非道な犯罪で情状酌量の余地もないというものだ

自らの犯した犯罪の重大さのために死刑になるわけで

死刑囚は今後の凶悪犯罪の抑止のために死刑を執行されているのではないことが理解できない人が国会議員になっているらしい

同議連の保坂展人議員(社民党)は

「死刑執行数が増えているのは、国際社会では異常。国連で人権を主張する資格はない」と発言したようだが

死刑執行数が増えているのは

凶悪犯罪が増えているからであって

大事なことは死刑を言い渡されるような凶悪犯罪を減らすことではないのか?

死刑廃止議員連より先に凶悪犯罪撲滅議員連でも作られた方がいいのではないかと思うし

何の罪もない被害者が多数出ていることこそ問題で

被害者の人権より凶悪犯罪者の人権を優先して考えるこんな人こそ「人権」を語る資格はないのではないだろうか

宮崎勤死刑囚は

死刑執行前に、絞首刑の残虐さを手紙などに書いていたという

自らは何の罪もない幼い子供達の首を締めて殺しておきながら

自分は絞首刑は嫌だとの考えは

あまりにも身勝手ではないだろうか

一部の識者と称する人達は

反省も謝罪もないまま死刑が執行されて残念だというような発言をしているが

仮に、口だけの謝罪や反省の言葉があったからどうだというのか?

何の罪もない人の人権を無視し

命を奪った事実は、そんなもので消せるとでもいうのか?

マスコミの好きな言葉に「真相究明」というのがあるが

無残に殺されてしまった被害者は何も訴えられず

犯罪者の勝手な言い分が本当に「真相究明」になるとでも思っているのだろうか?

テレビ各社の報道は

残虐な事件が起きると

どうでもいいことを根掘り葉掘り報道して

視聴者の興味を引くことを目的としているだけではないのか?

私も死刑がなくなればいいと思っています

ただし、私が思う理想は

死刑制度の廃止ではなく

死刑判決を受けるような凶悪犯罪がなくなり

何の罪もない被害者が生まれないことです

現実に何の罪もない人の命を身勝手な理由で奪った犯罪者は

自らの命をもって償わなければならないと思いますし

それでも足らないかもしれないとも思っています

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コメント

こんにちは
コメントが遅くなりすみません。今回の執行は犯行が、確実な死刑囚のみという鳩のコメントを聞き過去の死刑判決が出た死刑囚は確実でない可能性もなきにし非ずということなんでしょうか?
狭山事件の時も家宅捜索した翌日に何で天井裏から証拠物件が出てくるなんておかしいです。
先日もある裁判官が自分はどう考えても無実と思ったが先輩裁判官に逆らえなかったため死刑を言い渡したと苦しんできた胸の内告白していました。執行されない理由に強引な自白強要が過去にあったから?執行されないのでは?もちろん明々白々な犯罪者もいると思います身勝手な理由で何の罪もない人の命奪った犯罪者は自らの命をもって償わなければならないと思います。

投稿: cuore | 2008/06/19 17:40

cuoreさん

コメントありがとうございます
確かに、人間が捜査し人間が裁く以上
間違いが絶対にないとは言えないでしょうね
そのことは、逆に
真犯人なのに証拠が不十分なために無実になった可能性もあるということですよね
明らかに殺人を犯している場合は
心神喪失を争うという最近の弁護士のやり方や
山口母子殺害事件の弁護のように
「何が何でも死刑回避」ありきの弁護のやり方もどうかと思いますね
犯罪者に自らが犯した罪の適正な処罰を受けさせることが本来の弁護であるべきでは・・・
身勝手な理由で人の命を奪ったのなら
自らの命をもって償わなければならないことも私は必要だと思います

投稿: カー助 | 2008/06/19 21:21

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